主従関係の逆転?!

d0336181_19063079.jpg
ズドドドド…ショットガンの音が執拗に鳴り響く
サクたちの乗っている戦艦は、
どうやら、複数の宇宙船から、攻撃を受けているらしい
サクは座り込んで耳を押さえていたが、
ふと上を見上げれば
ミオカとシルビアは張り詰めた顔をして会話をしている

『参ったな…弾があれだけ打ち込まれるとやばい』

ミオカが口の端を歪める
『僕たちも戦闘体勢に入らなくては』
シルビアはショットガンを一つ取り出した
『ちょっとどこからそんなもの!ダメでしょ』
サクは、すぐさまシルビアからショットガンを取り上げると
シルビアは
『ミギャー』と猫らしき小さな唸り声を上げた
『操縦室に行くぞ』ミオカは窓から離れると、スタスタと階段を上り始めた

『ミオカ、待ってよ、操縦室って…』
『サク姫、ショットガン返してくださいっ…サク姫が持っていることが
敵側にバレたら…うわわわわわわ』
シルビアの懇願する声が、サクの耳にはまるで入らなかった

ピシャピシャピシャ…
異様な音がサクの背中を貫いたような氣がした
まるで痛みは感じなかったのだが
サクが自分の背中を確認すると、
服が破れている

『何よこれ…全然痛くないのに』

170㎝の猫人間シルビアが後ろからサクを囲う

『もう、ダメです…バレました
仕方ないので、このまま、僕たちも操縦室に移動します
お願いだから、サク姫は暴れないで、僕の腕の中にいてくださいね』

サクはシルビアに抱きかかえられながら、二階へ向かった
『暴れるって…シーじゃあるまいし』
猫と飼い主の関係が逆転してしまったようで
サクはやや不服に感じた

『操縦室ってまさかとは思うけど…』
サクは恐る恐るシルビアに聞くと

『サク姫の部屋です』とシルビアは言い切った


バーーーーーーーン

そのとき、サクの部屋で爆撃音が鳴り響いた

☆シルビア☆

[PR]
by adv39 | 2016-08-08 19:10