サクラクションは突然に


『ううう…』サクはうなり声を上げて目覚めた
どうやら、気絶していたらしい

サクの頭は、クラクラしていた

『サク姫!良かった』シルビアがガバッと、サクに抱きついた

『シー…何があったの』『サク姫は、一か月以上も昏睡状態にあったんですよ』
シルビアの言葉にサクは『ええええ』とのけ反った
『はあ…君って奴は
てっきり死んでしまったのかと思った』
後ろからミオカの声も聞こえてくる

『サクだけじゃない、シルビアも相当、危なかった…』
そう言いながら、ミオカは、シルビアに抱きつかれたままのサクの顔をのぞき込んだ

『ミオカ!人間に戻ってる』
サクはあんぐり口が開いたままになったので
ミオカがクスクス笑い出した

『あの後…冥王星の気圧が変動をきたして
僕とサク姫は呼吸困難になり、気絶して…

僕は二週間ぐらいで意識を取り戻しましたが、
サク姫は気を失ったままで、
それは、それは…オロオロしましたよ』
シルビアにそう説明されてもサク姫はぴんとこない
前回から時間が経ちすぎていて
これから先の展開をどう紡いでよいかわからない感じだった

☆シルビア☆
by adv39 | 2016-03-07 23:54