オッドアイのささやき
2015年 12月 18日
氷柱に映し出された、プルートの瞳は、
両目とも宝石のようにまばゆく光り輝いていた
ただ、左は翡翠色、右は琥珀色と
左右の目の色は異なっていたが…
(何か…プルート様の瞳、猫みたい)
サクが瞳の美しさに見とれていると、シルビアが耳元でこうささやいた
『左右で目の色が異なることをオッドアイと言います…
猫に多いみたいです…』
サクはまたもや、驚きの声を上げる
『ええええ!プルート様はもしかして…猫!?…』
『…我、プルートなり
猫ではない』
プルートの瞳の奥がギラリと光った
『…サク
そなたは、冥王星から使われし者なり
よく戻ってきてくれた
わが愛しの子…』
(この目が…私の…両親!?…右がお父さんで、左がお母さんとか言うんじゃ…)
プルートの語りかけに、サクはすっかり混乱していた
『右がお父さんで、左がお母さん、
なるほど…面白い発想だな、サク
右と左が分かれているように
犬と猫、
太陽と月、
男と女、相反するものが協調し合ってこの宇宙はできている』
プルートの声が
右から入ったり、左から流れてきたりしているので、
思わず、サクは両耳を押さえた
☆シルビア☆
両目とも宝石のようにまばゆく光り輝いていた
ただ、左は翡翠色、右は琥珀色と
左右の目の色は異なっていたが…
(何か…プルート様の瞳、猫みたい)
サクが瞳の美しさに見とれていると、シルビアが耳元でこうささやいた
『左右で目の色が異なることをオッドアイと言います…
猫に多いみたいです…』
サクはまたもや、驚きの声を上げる
『ええええ!プルート様はもしかして…猫!?…』
『…我、プルートなり
猫ではない』
プルートの瞳の奥がギラリと光った
『…サク
そなたは、冥王星から使われし者なり
よく戻ってきてくれた
わが愛しの子…』
(この目が…私の…両親!?…右がお父さんで、左がお母さんとか言うんじゃ…)
プルートの語りかけに、サクはすっかり混乱していた
『右がお父さんで、左がお母さん、
なるほど…面白い発想だな、サク
右と左が分かれているように
犬と猫、
太陽と月、
男と女、相反するものが協調し合ってこの宇宙はできている』
プルートの声が
右から入ったり、左から流れてきたりしているので、
思わず、サクは両耳を押さえた
☆シルビア☆
by adv39
| 2015-12-18 22:04