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母と娘の絆

風間が行方をくらました後、
徳之介は、その場であぐらをかいて、
めい想に耽ってしまった

サクは、ママンの元に駆け寄ると、ママンは
『サク、守ってくれてありがとう』と涙ながらに礼を言った

『私、何にもしてないよ…徳之介さんは黙らせたけど
むしろ、ごめん…
こんな目に巻き込んで』
サクは、自分が地球人ではなく、冥王星人であることが
すべての元凶のような氣がして申し訳なかった

『でも、あの男の子…

何かサクのことよく知っていたみたいだったけど
何者?
ちょっとかっこよかったわね
もしかして…彼氏とか』
『はあ…』
ママンの言葉に、サクはため息をついた

しかし、
そういう台詞を言うときのママンは、
元気な証拠である

サクは、少しホッとした…のも束の間、


ガタガタガタ

リビングルームのほうで大きな物音がした

(パパンに何かあったのかもしれない!)
サクはママンに、
『危ないから、ここにいて…
あ、徳之介がいるからここも危ないか』と言ったらママンが
『大丈夫、サクも危なかったらすぐここに戻ってきなさい
ママは、ふすまの入口で
徳之介さんの様子を見てるから』
と力強く返した


☆シルビア☆
by adv39 | 2015-09-30 23:56