これでハッピーエンドなら…


光の玉が弾けた瞬間、サクは自分のベッドの上で
目が覚めた

(ううっ…胃もたれ)

それもそのはず、
胃の上には、懐かしい重みがあったのだ

『う〜みゃう…』
目と鼻の先に、猫シルビアの顔が見える

『シー!
帰ってきたの?!』

サクは飛び起きて、
自分のお腹に乗っているシルビアを抱きしめた瞬間、
『みゃお!』
カプッと痛くない程度に、二の腕を噛まれた

サクはまたこんな風にシルビアとじゃれ合えることを嬉しく感じた

部屋は、さんさんと朝日が降り注いでいる
サクは、目をぱちくりさせて、

机の上の時計を確認すれば

6:30

日付は2015年7月7日だった

長い夢でも見ていたのだろうか…
サクはうーんと伸びをして、暖かい陽に包まれる幸せを味わう

シルビアはいつものように、タッタッタッ…と足音を立てて
階段を降りていった

☆シルビア☆
by adv39 | 2015-09-27 01:55