冥王星のくしゃみ
2015年 12月 08日
風間が見せてくれた冥王星の映像に
サクは驚いたものの…
(よくよく考えてみれば…今いる場所が
冥王星なんて
保証どこにもないなあ)とサクは考えた
そもそも、サク自身が冥王星出身という情報も
怪しいものだ
そのとき、ふとサクの頭に
冥王星の知識が流れてきた
『不可能だわ…だって』
サクはピンクのダウンコートに顔を埋めながら、つぶやいた
『冥王星は、-218°の極寒の地で
風速2000mの風が吹いているから
トトトトト…とても人が住める環境じゃないもの』
『サク…その知識どこで…』
風間は一瞬、口をあんぐり開けて静止したが
『くすっ』と吹き出した
『トトトトト…って何だよ、まあいい
君はやっぱり…』風間が何かを言いかけると、
シルビアがサクの前でひざまずいた
『サク姫…
さすが、あなたは冥王星の由々しき姫様…』
シルビアの言葉に、サクは
『…だからっ!
人の住める環境じゃない場所で
私が生まれたわけないでしょ!
つまり間違い、
私が冥王星出身なんて嘘っぱちに決まってるの!…ふわぁ…ハックション!』
と、大きなくしゃみをして答えた
その瞬間、
ぶおおおおお
ものすごい風が吹き抜け始めたのである
☆シルビア☆
サクは驚いたものの…
(よくよく考えてみれば…今いる場所が
冥王星なんて
保証どこにもないなあ)とサクは考えた
そもそも、サク自身が冥王星出身という情報も
怪しいものだ
そのとき、ふとサクの頭に
冥王星の知識が流れてきた
『不可能だわ…だって』
サクはピンクのダウンコートに顔を埋めながら、つぶやいた
『冥王星は、-218°の極寒の地で
風速2000mの風が吹いているから
トトトトト…とても人が住める環境じゃないもの』
『サク…その知識どこで…』
風間は一瞬、口をあんぐり開けて静止したが
『くすっ』と吹き出した
『トトトトト…って何だよ、まあいい
君はやっぱり…』風間が何かを言いかけると、
シルビアがサクの前でひざまずいた
『サク姫…
さすが、あなたは冥王星の由々しき姫様…』
シルビアの言葉に、サクは
『…だからっ!
人の住める環境じゃない場所で
私が生まれたわけないでしょ!
つまり間違い、
私が冥王星出身なんて嘘っぱちに決まってるの!…ふわぁ…ハックション!』
と、大きなくしゃみをして答えた
その瞬間、
ぶおおおおお
ものすごい風が吹き抜け始めたのである
☆シルビア☆
by adv39
| 2015-12-08 01:18